大分大学 福祉健康科学部

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教員紹介

心理学コース

中里 直樹

<准教授> 中里 直樹

心理学は,人間の心に対して科学的にアプローチする学問です。「心」を扱うため,学ぶ内容は心理職・研究職を目指す人のみならず,誰にとっても関わるものだと言えます。心理学コースで専門的知識を積極的に身につけて欲しいと思います。また,大学での学びの中で様々なことにチャレンジし,幅広い視点から物事を考える意欲を育んで欲しいと思います。

<専門分野>

社会心理学,ポジティブ心理学

<主な担当授業科目と内容>
「社会心理学」
社会心理学は,身近な対人関係や所属している集団,社会的環境が私たちの心の動きにどのように影響を与えるかを考える心理学の一分野です。この授業の目的は,自尊心,対人認知,対人魅力と親密な対人関係,リーダーシップ,ソーシャル・サポート,対人援助など,社会心理学の諸理論と研究知見について広く学んでもらうことにあります。また,社会心理学の理論が,私たちの心身の健康やWell-being (幸福度) の理解にどのように役立つかについても学んでもらいます。

<学位・資格>
博士 (心理学)

<研究分野>
1.日本人のWell-beingの低さをもたらす要因についての検討
2.自由とWell-beingの関係についての検討
3.居住環境・地域,個人の特徴,Well-beingの関連性ついての検討
4.自己についての社会心理学的研究

<研究分野の紹介>
私は社会心理学を専門としており,その観点からWell-being (幸福度) の研究を行っています。Well-beingは広範な概念ですが,主観的アプローチを採用し,「個人の価値観に基づいた,人生についての総合的評価」であると私は定義しています。
日本人のWell-beingは他の先進諸国の人々と比べると低いことが一貫して報告されていますが,その原因について検討することを主な研究課題としています。特に個々人がどの程度自由に振る舞うことができているかに着目し,国際比較研究を実施してきています。最近では,社会における規範の厳しさや身近な人々との関係の良好さも踏まえた複合的な検討も行っています。また,カナダ留学時に実施した居住環境とWell-beingの関係についても引き続き関心を持っています。居住環境・地域が個人の特徴にどのように影響を与え,また両者が組み合わさって,Well-beingに影響を及ぼすのかについての検討を発展させていこうと考えています。
Well-beingは比較的新しい研究分野と言えます。そのため,未解決の研究テーマが沢山あり,やりがいがあります。学生の皆さんと一緒に,さらなる理解を目指していきたいと思います。そのほか,社会心理学の伝統的な研究分野では自己の心理学に特に関心を持っていますし,社会心理学の理論を教育現場での問題の理解に役立てることにも関心があります。

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