大分大学 福祉健康科学部

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教員紹介

理学療法コース

河上 敬介

<教授> 河上 敬介

理学療法学は,地域包括ケアシステムに不可欠な臨床的学問です。ただ,それを支えるためには医学的基礎に基づいた証拠が不可欠です。理学療法学を医学的基礎の視点から学び,研究し,そしてその成果を全国・全世界へ向けて一緒に発信しましょう。

<専門分野>

基礎理学療法学

<主な担当授業科目と内容>
 解剖学、解剖学実習、基礎理学療法学:理学療法は力・熱・電気といった物理的手段を用いる治療法です。治療のためには、ひとの体の成り立ちや、その仕組みを知ることが不可欠です。特に、筋肉や骨などの運動器系の構造を十分に知らないと、大変なことになります。私の主な授業では、学問としての解剖学を学んでいただくことに加え、理学療法士の検査や測定に不可欠な体表解剖学の知識や技術を身に着けるとともに、科学としての理学療法学の一端を体験・修得していただきます。

<学位・資格>
博士(医学)・理学療法士・死体解剖資格

<研究分野>
1.萎縮筋に対する機械刺激の効果とその分子メカニズム
2.損傷筋からの回復促進に対する理学療法効果とそのメカニズム
3.筋の肉眼解剖学的研究による運動学・病態運動学の検証

<研究分野の紹介>
 筋萎縮による筋力低下は、日常生活能力の低下を引き起こし要介護者の増加の原因になります。よって、超高齢社会の我が国では重要な問題です。理学療法では筋力低下の予防や、筋力低下からの回復のために運動療法を行います。一般に、運動による健常筋に対するトレーニングの研究はスポーツ科学の分野で行われており、その効果や分子メカニズムも明らかになりつつあります。しかし、筋委縮の運動による効果やそのメカニズムは、健常筋とは異なることが我々の研究でわかってきました。そこで現在我々は、動物モデルや培養筋細胞を用いて、萎縮筋に対する運動療法の効果やそのメカニズムの解明、および効果的な運動療法の開発へ向けての研究を行っています。また、運動療法や物理療法による筋損傷からの回復促進効果の研究を行っています。さらに京大iPS研と共同で、 iPS細胞を移植した病気の筋に対する運動療法や物理療法効果の検証へ向けて、その基盤実験を開始しています。

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