滝口 真准教授のインタビュー

滝口 真准教授

誰もが過ごしやすい生活文化の追求

障がい児・者におけるソーシャルワークの価値と実践

障がい児・者の課題の一つに親亡き後の生活問題があります.現在の衣食住,居場所,公共交通機関,就労等は必ずしも障がい者にとって利用しやすいものではありません.障がい者に必要以上の努力を強いるのではなく,社会の側から障がい者に配慮したサービスを提供する福祉文化の醸成が求められます.我々はいずれ,老化により身体機能が低下し,障がい者となります.障がい者に対する街づくりは他人事ではなく,我が事です.なぜ障がい者への支援が必要であるのか.自らの人生課題として取り組み,一緒に地域共生社会のありようを考えていきたいものです.

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