インタビュー
栄留 里美講師
近年,子ども虐待通告件数の増加や子どもの貧困問題など,子どもと家庭をとりまく環境は益々厳しくなっています.だからこそ,子ども家庭福祉を専門にするソーシャルワーカーが求められています.特に子どもの声に耳を傾け,子どものニーズに沿った支援者になれるよう授業やゼミ,フィールドワークで「子どもアドボカシー」(意見表明支援,権利擁護)について取り組んでいます.ゼミでは実際に子どもアドボケイトとして施設や児童相談所で活躍している人もいます.活動のスキルが就職後に活かされたと聴いて嬉しく思っています.子どもにとってより良い福祉になるように今後も学生といっしょに考えていきたいと思います.